2018.06.26

石仏と剣豪の里、柳生街道を歩く(その1、笠置から柳生へ)

6月22日は、振休がとれたので前から行きたかった柳生街道を歩いてきました。
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出発は、関西線木津駅から。加茂からひと駅だけですがキハ120に乗り換えます。木津川の流れに沿ってディーゼルカーのエンジン音を楽しみながら(^^♪ 数分で笠置駅で下車。
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亀山に向かう列車を見送って、目の前にそびえる笠置山に登ります。
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柳生へ直接向かう道もありますが、やはり旧街道を歩かないとね(^^;
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登山口から15分ほどで笠置寺の山門に到着。市街地ではアジサイは見ごろを過ぎましたが、山寺では今が見ごろです。
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この付近一帯の山々は、古くから山岳信仰のメッカとして栄え、巨石や滝を廻る修行場が点在しています。
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Yagyu04
「平等石」から眺める木津川上流方面。ちょうど枯れ枝が伸びているあたりに関西線の線路が走っていて、SL時代の昔から名撮影地として知られるところです。
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笠置寺をあとに、アジサイが咲き乱れる柳生街道を柳生の里に向かいます。

峠を越えると突然ゴルフ場のグリーンが広がって、現実に引き戻されます(笑)。坂をおりると京奈府県境、奈良市柳生町に入ります。
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この辺は、国定公園なんですね。

倭建命(やまとたけるのみこと)の
「大和は 国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる大和し美し

の和歌から名付けられているのでしょうか。
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また旧道にもどってすぐのところにある「阿対(あたや)の石仏」。
阿弥陀様とお地蔵様が彫られています。
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石仏を過ぎると道は開けて、柳生の集落に入ります。
町の中心部までは、もうすこし。
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(続く) (次回は、剣豪の里を散策します)
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2018.05.26

京の初夏の散歩 茶源郷 和束町をあるく(その3)

5月12日に、最近「お茶の町」として売り出し中の和束町をあるいてきました。

茶畑をめぐるトレイルコースに沿って、半分以上が経過したところです。
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コースのハイライトの小山の頂上まで続く茶畑の前まで来ました。

これから茶畑の一番高いところまで登ります。
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畑の中の細い畦は原則通行禁止なので、車の通れる農道を歩きます。

地山にそって植えられた畝の幾何学模様が美しい。
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かなり高いところまで登りました。畑は急斜面になっていて、農作業などは大変そうです
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この小山を越えると茶畑は終わり、ここから整備された農道を出発点のバス停まで戻ります。
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バス停ちかくにある安積墓、聖武天皇第二皇子の安積親王の墓とされます。

でも実際は奈良時代を遡る300年まえの古墳時代の円墳という考古学説も
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安積墓からのながめ。

最初にいった山頂までつづく茶畑のパッチワークのような景色が面白いですね。

ここまでで、ちょうど3時間です。歩数は18000歩くらいかな。道の駅「和束茶カフェ」で食事休憩

試飲した出来立ての宇治茶は、やっぱり美味しいです
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午後からは、弥勒磨崖仏を見に行きます。茶カフェから和束川にそって、15分ほど歩きます。

和束川の左岸の岸壁に、仏像が彫られています。これは対岸のバス道路から写したもの。
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これは、真下から見上げた写真。
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仏さまの前は、岩場になっていてその昔は鷲峰山金胎寺に参る行者さんが禊をしたところといわれます。
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次のバスまで時間があるので、渓流をみながらすこし歩きました。
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白栖口バス停の風情がなんともいえません。

バスが止まっているところを写したかったでしたけど、本数がすくなくて(^^;
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加茂駅まで戻ってきました。亀山行きを見送って、奈良・天王寺方面行きに乗車。
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国鉄時代の雰囲気がいまだに残る木津駅で乗り換えて帰宅です。

楽しいハイキングコースでした。
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(次回は、京都のギャラリー巡りです)
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2018.05.23

京の初夏の散歩 茶源郷 和束町をあるく(その2)

5月12日に、最近「お茶の町」として売り出し中の和束町をあるいてきました。
茶畑をめぐるトレイルコースに沿って、歩きだしています
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茶畑の真ん中に立つ製茶工場。村のあちこちに建てられ、茶畑から生茶を満載した軽トラが次々とやってきます。

お茶を蒸したり乾燥させたりするボイラーの音と、お茶の香りが外まで流れてきます。
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水田の水鏡に写る茶畑。
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この辺で、コースの1/3くらい。覆いのない茶畑が多くなって、茶源郷のイメージらしい写真が撮れるようになります(^^)
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集落に入って、しろいアヤメの群生を。
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空・茶畑・水田の三色がみごとに並びました。壁紙にしたいような情景
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コースの一番奥の、鷲峰山登山口付近。

ここから北側の集落を通って、ゴールに向かいます。
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木壁をバックに咲くマーガレットでしょうか。
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和束天満宮の参道をあるきます。薄暗い木洩れ日道の向こうに赤い橋が印象的。
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ちいさなお社ながら重要文化財に指定されています。
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奥の山の中腹に開かれた茶畑まで歩きます。 田んぼには小さなオタマジャクシがたくさんいて、すでにカエルになってゲロゲロ鳴いてるのも(^.^)
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この木像の建物は、今は使われていない昔の製茶場のようです。近代的な施設に取って代わられたんでしょうね。

なかなか味がある建物です。
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ここにも水鏡。
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キショウブが群れていました。目指す茶畑はだいぶ近づいてきました(^^)/
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パンプレットにも紹介される、茶畑の名撮影ポイントです。
いかにもお茶の里らしい情景ですね。カメラマンやハイカーが数名おられました。

パノラマ撮影してます。クリックすると拡大します。
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(続く) 緑ばかりも飽きたでしょうから(^^; 次回は中之島公園のバラ園を一回いれます。
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2018.05.21

京の初夏の散歩 茶源郷 和束町をあるく(その1)

5月12日に、最近「宇治茶の郷-茶源郷」として売り出し中の和束町をあるいてきました。

八十八夜もすぎて、茶畑は、茶摘みの真っ最中
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事前にネットで調べると、茶畑をめぐるトレイルコースがあるようです。そのうち②生業を歩くと、③暮らしと出会うを歩きます。標準コースタイムは、合わせて10kmほど、3時間半ほどでしょうか。
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関西線加茂駅が、和束町の玄関口になります。駅に着くと、さっそく「山城列茶」のラッピングをした「お茶の京都」のキハ120がお出迎え
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駅前から奈良交通バスで和束町に向かいます。
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バスは、恭仁大橋で木津川をわたり、国道163号線をすこし走ってから山側に入っていきます。
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和束川の清流にそって20分ほど走ると、和束町の中心部に着きます。
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こんな看板が迎えてくれました。

「日本で最も美しい村」連合って、はじめて見ました
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201805wazuka38 和束山の家バス停で降ります。 

停留所の標識も通常の<<オレンジ色に鹿の描かれたバス>>のデザイン(左の写真)ではなく、
<<早緑色に茶摘み娘>>とは、凝ってます
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バス停から見回すと、すぐに山の天辺まで植えられた茶畑が見えてきました。まずは、そこまでへ行ってみましょう。
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農家の庭先に植えられたアヤメの花。ほかのお家でも花を植えられているところが多く、なごみます
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すこし迷ったりしましたが、茶畑の真下にきました。覆いを外したり掛けたり、機械で茶を摘んだりと農家の人は忙しそう。
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一面のグリーンの丘を想像してましたが、実際は寒冷紗で覆って黒かったり、灰色ぽかったりして、最初は戸惑いますね
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田畑のあぜ道には、野草の花も多くみられますが、やっぱり写真映えするのはアザミですね(^^)
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この日は、暑いくらいの晴天で、美しい模様の雲が多くみられました。

霊峰鷲峰山から湧き出るように立ち上がる白い筋雲。
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茶畑を上の方に登ってみました。 この辺は一番茶の刈り取りは終わって、覆いが外してあるところが多いです。
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影を落としているのは、茶畑用扇風機です。

これは、夏の暑さを和らげるのではなく、寒い時期に空気を攪拌して霜が降りにくくする「防霜ファン」とよばれる装置です。
(続く)
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2018.05.01

初夏の長岡京市の散歩(その3-龍造寺城)

もう1週間前になってしまいましたが(^^) 22日に長岡京市を散歩したときの話題をお届けします。
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長岡天満宮をあとにして、旧丹波街道を少し南に下ります。

阪急西山天王山駅付近で、丹波街道と西国街道が合流する調子八角の交差点にでました。その昔は、大阪と京都、伏見、亀岡の各方面を結ぶ街道が交差する交通の結節点として賑わったそうです。

今は、頭の上を京都縦貫道が越えていきます。
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淀方面に向かう道をあるくと、恵解山(いげのやま)古墳の案内が目についたので寄って見ることに。

説明板によれば「古墳時代中期(今から約1600年前)に造られた前方後円墳です。古墳の大きさは全長128m、後円部の直径約78.6m、前方部の幅約78.6mで、乙訓地域最大の規模を有しています。」とのこと。

(写真はパノラマ撮影して合成。クリックすると拡大します。)
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後円部はお墓になっていて、前方部と外縁部は史跡公園として整備されています。
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古墳からさらに10分ほどあるくと、龍造寺城公園に着きます。

ただ石垣だけが残ってて城跡を示す石碑がたってるだけ・・・・・
を、想像していたのですが、りっぱな史跡公園に整備され、コンクリート造ですが城壁や城館も復元されています。
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この城は、細川忠興・玉(ガラシャ)夫妻のゆかりの地として有名です。

城館は資料館になっていて、ふたりにまつわる資料が展示されています。
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悲劇的な最期を迎える二人ですが、結婚当時は二人とも16歳。ラブラブ の新婚生活だったようです。

越前からお輿入れされた時の様子を描いた絵が飾られていました。
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ふたりで、お庭を散策されたり、
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城下を見下ろされることもあったのでしょうか。
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この日の散策予定地はほぼ回ったので、京阪淀駅に向かいます。
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ちょうど競馬の開催日で、競馬場にむかうバスや乗用車がひっきりなしに通過します。

途中の公園で、一服してマーガレットの白い花をパチリ
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淀駅では、淀屋橋延長55周年のHMをつけた2624Fに乗れました。
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通過中の8002Fの洛楽とともにもう一枚(^^)
なかなか充実した一日でした。
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(次回は、叡電ネタです)
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2018.04.30

初夏の長岡京市の散歩(その2-長岡天満宮)

もう1週間以上前になってしまいましたが(^^) 4月22日に長岡京市を散歩したときの話題をお届けします。
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乙訓寺をでて、長岡天満宮にむかいます。行きは最短コースでバス通りを急ぎましたが、帰りは旧丹波街道をのんびりと(^-^)

新興住宅地のイメージの大きい乙訓地区ですが、まだまだのどかな景色が残っています。
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一面の菜の花畑。今年は季節の進みが早くて撮れてなかった一枚を、やっと写し取れました(^^♪
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菜の花のむこうに、真っ赤なお花と青い水面が見えてきました。
八条ケ池です。
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水上橋の遊歩道に六角堂。池の奥の茂みが天満宮の境内です。
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ハトさんもお出迎え

モデル料にお菓子をさしあげました
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正面大鳥居前にきました。池のなかに築かれた参道を歩きます。
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ここも早や見ごろを過ぎた感じですが、キリシマツツジの真っ赤な壁。
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日陰になる北側は、まだ見応え十分で、重量感に圧倒されますね(^^;
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壁の先端部分。雲ひとつない青空に埋まり込む、真っ赤なツツジ。
いいですねぇー
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お参りを終わって戻り道、3列にならぶ石の太鼓橋を写します。加賀前田侯の寄進と伝えられます。

背景は、竹の子料理で有名な料亭錦水亭です。
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いちど、こんな高級料亭でお食事してみたいですが、接待のおよばれでもないと無理かな
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お土産は、乙訓の朝掘り竹の子。夜明けとともに掘り出して、午前10時頃に農協の直売所に並びます。

農家の話では「今年は、想像以上の上出来(^^)」とのことでした。

帰ってから、たけのこご飯や若竹汁で賞味しましたが、おじさんの自慢(笑)どおり、サイコーのお味でした。
ごちそうさま
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(続く) (次回は、龍造寺城跡です)
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2018.04.29

初夏の長岡京市の散歩(その1-乙訓寺)

年度初めで仕事が忙しくて、なかなかブログを更新できません

もう1週間前になってしまいましたが(^^) 22日に長岡京市を散歩したときの話題をお届けします。
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まず訪れたのは、乙訓寺の「牡丹祭り」。例年GW期間中に開催なのですが、今年はどの草木も開花が早くて(^^; 急遽、前日の土曜から繰り上げ公開になりました。

ネットで情報が来たので、朝8時の開門とともにお参りです。
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朝はやくから大勢の観光客やカメラマンが、大輪の牡丹を目当てに集まってきてました。

みなさん「今年は早いネー。桜が散った思たら、もう牡丹や」が朝の挨拶。
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このお寺の牡丹園は、白い和傘の日覆いが名物です。
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和傘は、優雅なんですが意外と撮影には苦労します。特に朝夕の斜めから太陽光の差し込む時間帯は
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古来、中国では牡丹は「花の王」として愛好され、日本でも多くの品種が作出されています。
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このお寺では、2000株を越えるボタンを栽培されているそうです。

たくさん写真を撮ってきましたが、特に気に入ってた数枚をUpします。
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初夏の香りを堪能できました(^^♪
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(続く) (次回は、長岡天満宮です)
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2017.05.25

公園でお花を写す(亀岡運動公園編)

5月20日に、息子の部活の試合に付き合って、亀岡運動公園まで行ってきました。
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軟式テニスの地区予選です。でも、試合と試合の間はヒマなので、コートの周りをウロウロ(^.^)
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非常に大きな総合グラウンドで、競技施設のほかに、野外ホールや子供の遊び場、芝生広場もあり、試合の掛け声に交じって、子供たちの歓声でにぎやかです。
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気儘にシャッターを押しました。
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虫食い穴が面白いので
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風に揺れる穂が気に入ったんで
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この日で、一番よく撮れた(^^; と思う一枚かな
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桜の実の熟するとき
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木洩れ日とキショウブ
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目には青葉 山ほととぎす 初ガツオ 

ホトトギスではなくウグイスが、ホーホケキョと鳴いてました
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試合が終わったのは、午後5時前。春の試合の時はもう薄暗かったですが、日が長くて助かります(^.^)
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結果は、めでたく地区予選突破(第四位)

次の京都府予選は6月4日に丹波運動公園です。ここは京都市内から遠いんや

どうせ、インターハイ出場は無理やろから、応援はパスしょーかな
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(次回は、ギャラリー巡りです)
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2017.04.06

18きっぷで舞鶴・小浜線へ(その2 舞鶴赤レンガ倉庫)

4月1日は、春の18きっぷで、舞鶴線・小浜線に乗ってきました。

千代川駅で途中下車して出雲大神宮に参ったあと、ふたたび山陰線に乗り、綾部で舞鶴線に乗換えます。
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予定より東舞鶴で時間がとれたので、駅の観光案内で地図をもらって、街にでます。まずは舞鶴港に向かうことに。
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市街地の通り名が旧日本海軍の軍艦の名前になっているのが、かつての軍港らしく、ロシア語の表記が英語より上にあるのが今の貿易港らしいですね
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フェリーターミナルに来ました。巨大な船が接岸しています。

このまま北海道に渡りたくなりますね
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普段あまり海をみることがないので、港の情景は新鮮に感じます。
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フェリー乗り場から5分ほど歩くと、赤レンガ倉庫群に着きます。赤レンガミュージアムとして整備されているところもありますが、このように当時のまま残っている建物も多いです。
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運搬用のトロッコの線路が残っています。
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レンガと石畳で舗装された通路を横切って、倉庫と倉庫をつなぐ線路。

こんなのを見ると現役時代がしのばれてワクワクしてきますね
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ダミーですが、線路とターンテーブルを模した舗装もあります。
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倉庫内にも線路は引き込まれており、大きな扉を通って直接貨車が出入りしていたのでしょう。

倉庫から臨港線につながる引き込み線を模した舗装も見かけました。
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東舞鶴駅と舞鶴港を結んでいた旧中舞鶴線の北吸トンネル跡です。昭和47年に廃線になり、いまは遊歩道になっています。
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咲きだした山桜と煉瓦隧道

絵になりました(^^)
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(続く) (次回は、小浜の古社寺を巡拝します)
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2017.04.04

18きっぷで舞鶴・小浜線へ(その1 丹波一宮出雲大神宮)

4月1日は、春の18きっぷで、舞鶴線・小浜線に乗ってきました。
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京都駅から山陰線の胡麻行きに乗り、まず降りたのが千代川駅です。

ここから丹波国一宮出雲大神宮へ向かいます。
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駅を出るとすぐに保津川にかかる月読橋を渡ります。歩道のタイルが月の満ち欠けと星座の模様になっています。なかなかユニークですね。
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橋を渡りしばらく行くと、南丹高校前の工場の駐車場に突然こんなものが

C1と書かれたコッペルのミニSLと腕木信号機です。調べると阪急上桂駅ちかくの西京区のSL公園に置かれていた機関車でした。
「最近姿を消した」と聞いていたので、「解体されたか」と思ってたんですが、こんなところに引っ越してたんですね
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相変わらず屋外保存ですが、整備されているようで状態は悪くありません。運転台に入ることもできます。
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またしばらく歩くと田んぼの中に古墳が現れます。「千歳車塚古墳」です。

枯草を野焼きしたのか真っ黒(^.^)です。
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発掘調査などにより、6世紀前半の修築とされており、口丹波最大級の古墳です。
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駅から歩くこと40分あまり、ようやく出雲大神宮につきました。まだサクラは咲いていませんが月次祭があるので露天などもでています。
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境内の狛犬の前に、徒然草の第236段のゆかりの地の案内がでてました。

「あるとき兼好法師が友人と連れ立って丹波の出雲大神宮に参ります。

社殿をみると狛犬が後ろ向けに立っています。一行のなかの聖海聖人が「これは珍しい都の土産話にしよう。」と感激して、宮司さんに「この後ろ向きの狛犬は由緒があるのでしょうね。」と聞くと、

「近所のこどもが悪さをしたのですよ、しようがない。」といって直してしまいました(^.^)

上人の感激も無駄になったたとさ(^^;

というお話
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兼好法師の一行は、どうやって亀岡まで来たんでしょうか。老の坂越えの山陰道か嵐山から愛宕山の麓を通る越畑道かでしょうね。

今の山陰線の通る保津川沿いの道は当時は急峻すぎて一般的ではなかったように思います。
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帰りはちょうどコミュニティバスの便があったので利用しました。おかげで、一本早い電車に乗り継げて後の行程が楽になりました
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(続く) (次回は、舞鶴の赤レンガ倉庫です)
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