2017.03.26

18きっぷで金沢へ(その4 北鉄ちょい乗りして帰途へ)

3連休の初日の18日に、18きっぷを使って、金沢を観光してきました。
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駆け足で、金沢市内を見て歩いて金沢駅まで戻ってきました。まだ帰りの電車まで時間があるので、北鉄浅野川線に乗ってみることにしました。ただし時間的に終点までは厳しいので、一区間だけ(^^)

この時間帯は24分毎の運転ですが、発車5分前くらいまで改札は行われません。コンコースに並んで待ちます。
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ホームには、元京王井の頭線3000系の8000系が止まってました。この路線はこの形式10両で全車という小世帯です(^^)
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金沢駅は地下にありますが、地下区間は短くわずか数百メートルで地上に出ます。
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二駅目の上諸江駅で下車。回りは住宅地で特に駅なるような情景もないので、そのまま線路にそって戻ります。
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Kamimoroe02
金沢駅の西口ちかくには、JR西金沢支社やJRバスの営業所がありました。

以前の西口はさびれた駅裏の感じでしたが、金沢港口と改称され、再開発が進んでいるようです。
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お土産は、高木屋の「紙ふうせん」 真ん丸な最中の皮の中に、和風のゼリーが入った、オシャレな和菓子です。
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Kanazawa05
七尾線のラッピング電車「とうはくん号」が見送ってくれました。

30年ぶりの金沢は、おおきく変わってますが、まだ江戸から昭和の香りがそこここに残っているようで、たいへん面白い街でした。

また折を見て再訪したいものですネ。
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(次回は、嵐電ネタです)
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2017.03.25

18きっぷで金沢へ(その3 文化施設見て歩き)

3連休の初日の18日に、18きっぷを使って、金沢を観光してきました。
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21世紀美術館をでて、付近の文化施設を見てあるきました。取りあえず21美の向かい側にある「中村記念美術館」へ。

受付で切符を買おうとすると、「2か所以上回られるなら、パストートがお得です 3か所以上回られれば、記念品も差し上げます

といわれて、1日券を買いました。全部で17か所も入れ、他に5か所が割引になるスグレモノみたいです
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「中村記念美術館」は、茶人の中村栄俊氏の収蔵品を中心に特に茶道具のコレクションが充実してます.。

さすが金沢の文化人が集められたものらしく、展示されている美術工芸品はどれもすばらしいものばかり。こっちの見る目が無くて(^^ゞ......
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次は、室生犀星記念館へ。

その名も「犀星通り」を通ります、雪をかぶる医王山と犀川の流れという、観光ポスターでよく目にする情景を体験できてちょっと感動(^^♪
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犀星といえばこの「小景異景(その2)」ですね。

私には、詩人の感情(怨念に近いのか)がはっきりとは理解できませんが、心に響く詩であることはまちがいありません。
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私も含めて、犀星をあまり読込んだことないひとは、「暗い作家」←失礼(^^) と、思いがちですが、実際は明るくユーモアも解するひとだったようです。

ロビーに置かれた飼い猫と一緒に火鉢にあたる写真をもとに作られた、ジイノちゃんがメチャ可愛かったです
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お城に戻るため、適当に裏道を歩いていると、土塀に雪囲いがしてあるのを見つけました。
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雪国では珍しくもないのでしょうけど、年に2・3回も積雪のない町からの旅人には興味深く感じました。
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3か所目は、能楽美術館に入りました。金沢もお能の盛んな町です。

管理人は、演目のあらすじを知ってる程度で(^_^) 幽玄の世界を極めたわけではありませんが、能を題材とした山科理絵さんの展示は興味深かったです。

おもに関東で活躍されてる作家さんのようですが、関西にも巡回して欲しいなぁ~(*^_^*)
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またお城を半周して、今度は北側へ。 4か所目は、泉鏡花記念館です。

またまた不勉強ですが、鏡花が金沢の出身とは知りませんでした ちゃきちゃきの江戸っ子かな? と、漠然と思ってたり
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実に耽美、妖艶、ほんのりエロスな世界でした。
覗きからくり的な人形芝居で語られる名作の語り口と、拍子木のカチカチとなる音は、今も耳に残ってます。
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最後は、鏡花館の隣の柳宗理デザイン研究所で締めました。
今までの伝統文化的な展示と打って変わった、近代的な工業デザインの世界です。

懐かしい60年代の、でも今でも十分通用するモダンな工業製品の数々。
電化製品、家具、食器、etc..... 良いデザインは時代を超えて愛用されるんですね。
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ここで、午後5時になって時間切れ(笑)。 最後は6時まで入れる金沢城公園を散歩しました。
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21世紀になってから復元された櫓などは、まだ漆喰も瓦も新しくて、なんだか張りぼて(失礼)のようにも見えて、ガッカリ観光地かも(+_+)
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お城を一周した人たちは、そのまま兼六園のライトアップに向かうようですが、私は帰りの行程も4時間以上かかるので(^^;、 後ろ髪を引かれる想いでバス停へ

帰り道で、たまたま有名な「佐藤桜」を見つけました。
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あと半月もすれば、みごとな花を咲かせるのでしょうか
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スタンプラリーの記念品は、加賀友禅手書きハガキです。金箔が蒔いてあるところなど、加賀百万石の栄華を感じさせてくれますね。
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(続く) (次回は、北鉄浅野川線に乗ります)
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2017.03.22

18きっぷで金沢へ(その2 21世紀美術館へ)

3連休の初日の18日に、18きっぷを使って、金沢を観光してきました。
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金沢駅から兼六園前までバスもありますが、ぷらぷら歩くことにします。

街路樹も雪吊りしてあるのは、雪国ならではですね。
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みなさん近江町市場に吸い込まれていきますが、人混みはあまり好きではないので(^^; 早々に横道からエスケープ
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金沢城の石垣に沿って歩くと、尾山神社です。加賀藩の藩祖前田利家公をお祀りしてあります。

ランドマーク?の楼門は、一説には明治維新になって江戸時代のお殿様をまつる神社の客集め  なのだとも。

奇抜な(失礼)箱物で、人寄せするアイディアは、昔も今も同じですね(^^)/
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紅梅が見ごろの境内では、結婚式の記念撮影が行われたりしてよいムードでした
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「さすがに加賀百万石のお殿様のお城は、デッカイわい(^.^)」とつぶやきながら、石垣にそって城跡を半周すると、ようやく兼六園前に着きました。

入場前にお堀の櫓に昇ってお弁当タイム
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21世紀美術館は、地元では「まるびぃ」と呼ばれるだけあって、楕円形の敷地に、真ん丸な建物が立ってます。外周は総ガラス張りの開放的な外観、スタイリッシュ

先ずは、展示会を見てみましょう。
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開催中の有料展示は「工芸とデザインの境目」です。

コンセプトは、「本展覧会では、「プロセスと素材」「手と機械」「かたち」「さび(経年変化)」といった観点から工芸とデザインを見つめ直すことによって、それらの曖昧模糊とした境目を浮き彫りにする。それと同時に、最先端技術の発達などによって多様化が進む両者の新たな地平を考察する。」(パンプレットより)

と、なかなか難しいことを書いてますが、展示室に同じような用途、例えば食器なら、プラ容器と輪島塗椀を並べ、真ん中に境目を示す線が引かれているだけ。

みなさんわかったような分からんような(^^; 鹿爪らしい顔しながら見て行きます。

心の中では、「あまりに馬鹿バカしくて(失礼)わざわざ遠くから金出して見に来る価値は全然感じませんな。
昔の、見世物小屋のノリを21世紀に再現すること を、主催者が意図してるなら、これは大したものでしょうけどネ

とか、考えてるのかも。



パラドックス的表現ですので、あまり真に受けないように


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屋内外の、無料ゾーンにも見るべきものや、楽しいものが一杯あります。

なかなか芸術作品は、それに触れたり、遊んだりできないのが多いですが、ここには体験できるアートが一杯あります。これはアートの愛好者を増やすのに一役買うことでしょう(^^)
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そして、このミュージアムの目玉「スイミング・プール」です。

お魚になった気分が味わえますよ
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(続く) (次回は、京都バスネタをひとつ入れます)
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2017.01.16

18きっぷで越前と加賀の一宮に初詣(その3:白山神社へ)

1月7日の3連休初日に、18切符の最終回で北陸方面に行ってきました。

敦賀で越前一宮気比神宮に参り、福井駅前では福鉄電車を写して、白山比咩神社への乗換駅の西金沢まで来ました。
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北鉄には始発駅から乗りたいので、野町駅まであるくことに。途中の西泉駅の近くには、野球の名門校の金沢高校がありました。ちょうど3学期の始業式が終わったところで、駅前もバス停もコンビニも高校生でいっぱい

下校の列についていくとほどなく野町駅に着きました。一日乗車券を買って、列車の到着を待ちます。
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元は2番線もあったようですが、今は1面1線で運行されてます。

電車は、もと京王電鉄井の頭線の3000系を譲り受けた7700系です。湘南タイプの先頭車を七色に塗り分けてレインボーカラー電車として有名でした。

東京勤務時代は、渋谷からの帰りなどに時々乗ったので、懐かしいです。
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1編成2両しか在籍してないので、乗れたのはラッキーかも(^^)
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比較的短い駅間が市街地から住宅地、農村地帯と変わっていく車窓は、叡電鞍馬線の沿線みたいで楽しいです。所要時間もほぼ同じ30分ほどで終点の鶴来駅に着きました。

なかなか趣のある駅舎ですね。
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白山比咩神社にはバスに乗継ぐのですが、接続が悪い(^^ゞので歩いて行く事に。
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20分ほど歩いて、ようやく表参道に着きました。杉並木をゆるゆると本殿へ。
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天候も良く、連休初日ともあって大勢のお参りです。冬の白山山麓は、メチャ寒く、下手したら雪も降るかも と覚悟してましたが、歩いていると体が暑くなるほどの好天です
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出来れば、北陸道の若狭、越前、加賀の三社参りにしたかったのですが、18きっぷでは小浜線の接続が意外に悪くて断念
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行きは、神社に直行しましたが、帰りは電車の時間まで間があるので、ゆるゆると鶴来の街を散策しました。

さすが一ノ宮の門前町だけあって古い立派な商家が残っています。気に入って写真に撮ったお宅はたくさんありますが、造り酒屋2軒のみ載せときます。
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清酒「菊姫」と「萬歳楽」酒造です。菊姫は安土桃山時代の天正年間、萬歳楽は江戸時代の享保年間の創業だそうです。
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(続く) (次回は、石川線を少し撮影して帰途に着きます)
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2017.01.14

18きっぷで越前と加賀の一宮に初詣(その2:福井から西金沢へ)

1月7日の3連休初日に、18切符の最終回で北陸方面に行ってきました。
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最初の下車地、敦賀をあとに再び福井行きに乗ります。接続の新快速が着くとまた車内は賑やかに(^^ゞ

列車は、北陸トンネルをぬけ、武生から福井鉄道と並走して、越前花堂で越美北線と合流すると、ほどなく福井駅です。
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2016年3月に駅前まで延伸され、福井駅と改称された乗り場に停車中の福井鉄道880形(元名鉄880形)
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この電車が今はなき名鉄美濃町線に登場したときは、岐阜まで乗りに行きましたが、美濃町線が廃止になり、福鉄に譲渡されてから久しぶりの再会です。
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こちらは、F1000形(FUKURAMU)、3車体連接の超低床電車です。
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Fukuieki02
最初の予定では、田原町駅での福井鉄道とえちぜん鉄道の相互乗り入れをメインに撮影を企画してましたが、乗換待ちの数十分だけでお仕舞に(^^)

それでも、1000形を撮れて満足です
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また北陸線ホームにもどって、こんどは金沢行きに乗ります。左の敦賀行きは、ここまで乗ってきた電車の折り返し運用。

ホームには越前そばのお出汁の香りが漂ってました。帰りに味見してみようかな
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芦原温泉で、臨時特急待ち合わせのため10数分停車。改札を出て駅前広場に下りてみました。

ちょうど、あわら湯のまち・東尋坊・三国方面行きの京福バスが発車待ちでした。その昔は国鉄芦原線、鉄道廃止後は国鉄バス金津三国線が温泉客を運んでいたなんて知る人は少ないでしょうね。

廃線といえば、丸岡駅の米原よりの線路わきに旧京福丸岡線の跨線橋の橋脚跡がポツンと残っているのが確認できました
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加越国境の牛ノ谷峠を越えて石川県にはいると、雪をかぶった両白山地が車窓を飾ってくれます。

この景色も何枚か写真に撮りましたが、これが一番かな(^^ゞ
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Nishi_kanazawa01
12:37にようやく西金沢駅に着きました。ここから北陸鉄道石川線に乗り換えて、白山比咩神社に向かいます。
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(続く) (次回は、北陸鉄道と白山比咩神社です)
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2017.01.13

18きっぷで越前と加賀の一宮に初詣(その1:敦賀へ)

1月7日の3連休初日に、18切符の最終回で北陸方面に行ってきました。

最初は、福井県のローカル私鉄乗車を考えてたんですけど、暮れに大和・紀伊・和泉の一宮に参り納めし、新年はお伊勢さんに初詣と、神社まいりが気に入りだしているので、越前と加賀一宮に参ることにしました。

もちろん「鉄」な話題も盛り込んでますヨ(笑)
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出発は、京都7時ちょうど発の湖西線近江今津行きから。抹茶色が気に喰いませんが(^^ゞ 久しぶりの117系です。
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湖西線沿線では、きれいな朝日がみられるとネットに書かれているので期待していると、唐崎を過ぎたあたりから鈴鹿山地の向こうからお日様が昇ってきました。

走りゆく列車の窓からなので、なかなか決まった構図になりませんが、裸木の入った一枚を。
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比叡山坂本駅では、ちょうど駅名標の間から朝日が顔をだす、「鉄」らしい(^^) 一枚をゲット。

このあともずっと朝日はびわ湖を輝かせてくれてましたが、気に入った絵にはなりませんでした(^^ゞ
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近江今津で福井行きに乗り換えます。これがわずか2両編成で当然立ち席(^_^)
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でも運転席直後をキープして、対向列車を撮影。

3096レ 新潟タ発広島タ行き EF510-19
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小浜線の125系が出迎えてくれると敦賀です。ここで途中下車します。

この日はものすごく良い天気で、日本海側でも町中はおろか付近の山にも雪はありません。敦賀市内をあるくのは、小学生以来50年ぶりくらいかも(^^ゞ 駅前の白銀町バス停がなぜか記憶に残ってます。
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15分ほどあるくと越前国一宮気比神宮につきます。まだ朝早いので、それほどお参りのひとは目につきません。

残念ながら重文の大鳥居は修理中でくぐるだけでなく、写真に撮ることもできません(^^ゞ
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縁結び桜もちらほら咲き出してます。
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敦賀港まで足を伸ばしました。開港100周年記念モニュメントが朝日に輝いてます。
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その横には、旧敦賀港駅舎が。ただし戦前の欧亜連絡輸送で賑わった時代の建物を復元したもので、場所も違います。

中は、鉄道資料館になってます。見たかったですけど、先を急ぐので、外見だけ
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(続く) (次回は、福井から西金沢まで進みます)
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