2018.11.15

「±複合の彫刻家たち展」 in 大雅堂

祇園の大雅堂で開催の、「±複合の彫刻家たち展」を見てきました。
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タイトルの+(プラス)は、素材を加えて造形する塑像などを、-(マイナス)は、彫ったり削ったりする彫像など表し、±で彫刻家すべてを表すそうです。

個人的には、プラスを斬新な型破りな表現を、マイナスをそのベースとなる基礎の手わざをも表すと解釈してみてきました。

6名の作家さんは、今春に社会人になったばかりの若手から管理人と同年配のベテランまで、ジャンルも年齢も大きく違う方ばかりです。

でも作品のもつ気迫というかオーラというか、訴えるものがビシビシと見るものに迫ってきますね。

先日見てきた日本伝統工芸展とはコンセプトがまた違いますが、作品にかける思いの深さは、変わらないように感じました。
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この展示にお誘いいただいた黒沢理菜さんの作品です。「キツネの面」や球体関節人形の双子の「月子姉妹」など、いままでに当ブログでも紹介した旧作ですが、やっぱり良いものは何度見ても良いです(^^♪
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高橋洋祐さんの作品。

阿修羅とか迦楼羅とか風神雷神とか、伝統的な仏像・神像のモチーフながらセクシーにしたりスポーティーにしたりと、皮肉とか風刺とか辛辣とかいう形容詞が似合うbleah 形に彫りだされています。

最初は笑ってしまいそうになりますが、じっくり見ると現代社会にたいする警鐘が鳴らされているのかも。
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かわさき まなみ さんのフェルト作品です。

犬をモチーフにされています。非常に愛くるしい表情に心が和みます。会場は黒をベースに照明も落としてシックなたたずまいなので、白い羊毛が一層映えますね。

フェルトというとお人形さんをイメージしますが、これは塑像の領域まで高められています。

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18日まで開催されています。見ごたえありです。お近くに方は是非。 詳しくはギャラリー大雅堂のHPへ。
https://www.g-taigado.com/

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(次回は、京都の街歩きです)
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2018.11.06

描かれた「わらい」と「こわい」展 in 細見美術館

11月3日は文化の日なので京都と高槻のギャラリー巡り。

まずは細見美術館で開催の、描かれた「わらい」と「こわい」展 ─ 春画・妖怪画の世界 ─ を見にいきました。
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「春画」と「妖怪画」、浮世絵の春画は、「性」をやや誇張して描く場合が多く、興奮するより笑ってしまう場合も多いようです。

お化けの絵はもちろん怖いのが多いですが、やはりユニークな妖怪は笑って眺めるばあいもあるのでしょう。

このように別のジャンルの絵と思われる春画と妖怪画が実は意識の中でつながっている。おなじモチーフでも見方によって可笑しかったり怖かったりするんだということを教えてくれる展示です。

なかなか見られない貴重な浮世絵もたくさんありますので、いちど足を運ばれてはいかがでしょうか。

なお、かなり学術的な解説があります。興味本位でいくのは止めましょうbleah

(次回は、高槻のギャラリー巡りです)
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2018.10.24

水木しげる魂の漫画展 in 龍谷ミュージアム

龍谷ミュージアムで開催の、「水木しげる魂の漫画展」を見てきました。
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「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」で知られる漫画家、水木しげる先生の一生を、豊富な作品や資料と共に振り返る展示です。

幼少時代、戦争体験、貸本漫画家の苦難の時代、人気漫画家時代として大活躍の時代、晩年、人生感といった感じの章立てで見て回ります。

少年時代から絵が上手く、新聞に「天才少年画家現る」と記事にされたそうです。

青年時代に描かれた重厚なタッチの風景画や後の漫画に連なる軽妙な筆遣いの童話絵本などは、先生の違った一面を見た感じでした。

もし漫画家にならずに洋画家や絵本作家になられてたら、ゲゲゲの鬼太郎のアニメは世にでなかったかも(^^;

その鬼太郎ですが、悪魔くんや河童の三平とともに、ひとつコーナーがたてられて、懐かしい原画や下書き原稿が展示されてます。もう50年くらい前の少年雑誌で読んだストーリーが蘇ってきました。

ネタバレになるので、あまり書きませんが、お近くの方は是非ご覧になってください。(11/25まで、詳しくは龍谷ミュージアムのHPへ)
https://museum.ryukoku.ac.jp/

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(次回は、街歩きネタです)
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2018.10.21

「京都アートめっせ」 & 「BORDER!」 in みやこめっせ

10月14日は「鉄道の日」。『鉄』なイベントの参加も考えましたが、最近は予約制のところが多く、フリーのところはものすごい来場者で長蛇の列(^^ゞ なので、

みやこめっせの「京都アートめっせ」と「BORDER!」へ(^^)
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京都アートめっせは、市内の画材店の組合が、BORDER!は、画材屋さんとアート系の学生団体が主催するアートイベントです。
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アートめっせの会場の様子です。ホルベインさんのコーナーでライブペイントをやっているところです。

向って左手で袴姿で描いているのは、誘牙(ゆうが)さん。久しぶりにお見かけして話が弾みました(^^)
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お得意の金魚のモチーフ。大きなキャンバスなので、迫力あります。
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こちらはBORDER!の様子。 右手奥の壁ぎわが、奥田鉄(おくだ まがね)さんのスペース。
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恐ろしくも妖艶な人物画を得意とされています。

カラーでは生々しすぐるのでcoldsweats01 あえてモノクロで掲載。
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(次回は、京阪ネタです)
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2018.09.16

「京都の御大礼展」 in 細見美術館・京都市美術館

細見美術館と京都市美術館別館で開催の「京都の御大礼」展を見てきました。
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第1会場の細見美術館では、近代(江戸中期から明治・大正・昭和の御大礼に関する資料が豊富に展示されています。

京都にいれば、皇室に関する美術品や資料は折にふれてみる機会がありますが、「御大礼」にテーマを絞って、これだけの資料を一度の見る機会はなかなか無いでしょう。

また写真や印刷機が発明される前の江戸時代は、手書きの文書と手書きの絵(一枚物の絵の他、絵巻や屏風など)、見取り図、模型のような造り物で、記録し次代に伝えていったようです。

明治に入ると、公式・非公式の記録集がたくさん制作され、絵葉書や図録も写真や極彩色の錦絵で彩られるようになりました。
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第2会場の京都市美術館別館は、絵巻や屏風や写真をもとに、精巧に造られた、御大礼の模型が目を引きます。

これは、大正天皇の即位式を再現したもの。
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天皇の高御座には、衣冠束帯の侍従や十二単の女官とともに、大礼服の文官武官が控えているのが、大正時代らしいですね(^^)
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これは、女官の意匠の変遷を表した人形。

奥から、奈良時代(また唐風です)、平安前期(和様になりましたが、大陸風も残ってます)、平安中期(いわゆる十二単の純和風(^^♪

さらに、鎌倉時代ごろ、江戸時代、明治から現代の皇室の衣装と続きます。
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右から「万歳旗」「日輪旗」「月輪旗」など
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牛車の間近でみると迫力があります(^^♪
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(続く) (次回は、ディズニーパレードを見物)
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2018.09.14

ナミナミマート in POWDER PLANT

9月9日は、叡電鞍馬線に状況をみてから、出町柳駅近くのギャラリーPOWDER PLANT で、ナミナミマートを見てきました。
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サトウナツキさん、内藤紫帆さん、柳大輝さんの三人による物販展です。テーマは「海-波がユラユラ寄せては返しship」 みたいな感じ、だそうです。
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出町柳駅から加茂大橋を渡り、河原町今出川の交差点を南に曲がって、数百メートル下がったところにギャラリーがありました。
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入り口は狭くて、知らないと見落としそうですが(^^)、木造の元は倉庫として使われていた建物をリノベーションして、ギャラリーや事務所として活用しています。

ガタガタいう階段を昇った一室が会場でした。
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サトウナツキさんの絵画。手前の女の子のようなちょっと個性的なキャラが好きです。
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サトウナツキさんと内藤紫帆さんのグッズ類。

内藤さんは、紙袋やガラクタをみごとに再生してアートに仕上げてます。壁にかかる封筒をバッグに変身させたのはお見事happy01
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柳大輝さんのTシャツやドローイングなど。
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マッチと絵葉書とガラスの破片のオブジェをいただいてきました。

波に揉まれて角が丸くなったガラス片に、時化のあとの海岸を感じました。
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手持ちのグッズと合わせてみました。

ササラサラ展で頂いてきた、黄色い金魚とガラスをコラボ。バックの絵もサトウナツキが作られたコラージュです。
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Kara-sの植物展で買ってきたシャボテンにガラスを合わせてみました。お皿は、那智大社の参拝記念。

窓辺におくとキラキラshine
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(続く) (三連休は、細見美術館と佐川美術館に行く予定)
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2018.09.04

「タイルとホコラとツーリズム」 in PARC & 「セイメイ」 in kara-S

9月になって、すこし涼しい朝。
土曜日なので10時すぎまで寝坊して(^^; 午後から京都市内のギャラリーを何軒か回ってみました。
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ギャラリーPARCでは、「タイルとホコラとツーリズム」のシリーズ第5回目です。

今回は《 山へ、川へ。》と題して、入居してるビルを山に見立てて、玄関の「登山口」から屋上の「山頂」まで、展示を眺めながら登っていく趣向です。

それもただ登るのではなくて、願い事を書いた石を山上まで持ち上げて祈願する「石持ち」とか「石上げ」とか呼ばれる神事を真似てあります。
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各階ごとに「〇合目」と書かれた石が置かれてます。

屋上のトビラには、「もうすぐ山頂(^^)」の張り紙。
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山頂には、石室に見立てた機械室に石が積み上げられていました。
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京都精華大学の「kara-Sギャラリー」 では、「セイメイ」という、展示をやってます。

北白川にある「MATAHARI」という花屋さんとコラボして、新しい「花屋」の形を見せるのがテーマです。
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一見、前衛生け花のようにみえますが、学生さんが大学の裏山から切り出してきた生木が立てられ、床には落ち葉や枯れ枝が敷かれています。

効果的なディスプレイの中に、観葉植物や多肉植物の鉢が置かれています。

場所柄(四条烏丸)、ちかくのオフィスに通うOLさん達に人気だとか(^^)
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わたしもひと鉢、買ってみました。

ミニオブジェがついてます(^^♪
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(続く) (次回は、旧東海道ウォーキングと草津のギャラリーです)
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2018.08.21

二人展「ひとしずく」 in 嵯峨美大

8月19日は、ふたたび嵐電に乗って(^^) 嵯峨美大に青木香織 X 西脇恵 二人展「ひとしずく」を見てきました。
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青木さんは大学院1回生で日本画専攻、西脇さんは2回生で油絵専攻です。

この展示会は、大学のオープン・キャンパスのイベントのひとつなんですが、お二人とも学部の卒業制作で「大学賞」を受賞されており、いわば大学を代表して入学希望者に先輩としてアッピールする(^^; 立場なんですね。
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特に西脇さんの作品は、何度か見せてもらっており、このブログでも紹介していますが、「上手い!」のひと言ですね(^^)

青木さんは、今春の卒展で入賞作を(↓下の真ん中の大作)を見せてもらいましたが、「さすがに入賞作だけのことはあるなぁ」と感心しました。
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写真ではわかりにくいですが、青木さんは、日本画材の特性を生かして、「少女」の心の中を見事に描き出されています。

おじさんにはcoldsweats01、女性心理をうまく言い表す言葉が出てこないのですが、作家さんの想いは十分に伝わってきます。
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西脇さんの目玉は、6月にあべのハルカスのギャラリーで「白日会関西展」に出品され、みごと「近鉄百貨店賞」を受賞された左の作品です。

リアルなほぼ等身大の女性像とその周りの溶けたようなシュールでアブストラクトな世界。そのふたつが混じりあっているような拒絶しているような不思議な絵です。

25日までやってますので、お近くの方はぜひ見てあげて下さい。
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(次回は、糺の森光の祭を見に行きます)
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2018.08.20

「机上の温室」 in 京都府立植物園

京都府立植物園で開催の「机上の温室」展を見に行ってきました。
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若手作家による植物画展[常花の苑」の第2回展、今回の画題は「多肉植物」です。26名の作家さんが出展されてます。
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画題の多肉植物の鉢植えや花瓶が作品の前に飾られているのが植物園らしいですね(^.^)
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飾りつけも、変化をつけてあって面白い(^^♪
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窓の外は、一面のグリーンbud
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一番奥には、シャボテンの展示即売コーナーもapple
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せっかく植物園に来たので、池に反射する真夏の太陽で遊んでみました(^^♪
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(続く) (次回も京都のギャラリー巡りです)
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2018.08.14

「江戸のなぞなぞ 判じ絵」 in 細見美術館

細見美術館で「江戸のなぞなぞ 判じ絵」を見てきました。
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判じ絵とは、絵に置き換えられた言葉を当てる遊びです。

単純な絵文字からはちょっと(ものによってはかなり)ひねってあって、絵を見ただけでは最初はなんと読むのか皆目見当がつきません(^^ゞ

それでも約束事や法則?がわかってくると何となく読めるようになります。

センスの効いた洒落だったり、悪乗りの駄洒落だったりいろいろですが、読めても読めなくてもクスっwink と笑ってしまいますね。

19日まで、詳しくは細見美術館のHPへ http://www.emuseum.or.jp/
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(次回は、全日本鉄道写真コンテスト2018を見に行きます)
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