2017.04.09

【和歌山電鐵】 いちご電車に乗ってたま駅長に会いに(^^)

4月8日は、春の18きっぷの旅の3回目で、和歌山へ行って来ました。

最初の目的地は、和歌山電鐵の貴志駅です。
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和歌山駅の貴志川線ホームにやってきたのは、いちご電車です。

他に、おもちゃ電車、たま電車、うめぼし電車などユニークな内外装にリニューアルされた電車が走っています。
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ドアの周りにも
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車内にも、いちごのイラストがいっぱい。 
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電車は、桜が満開の終点貴志駅に到着です。
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再び和歌山に戻っていく電車を見送って、
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駅構内に入って、たま駅長に会いましょう。
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駅舎自体がネコの顔になっている、たまステーション

中は、改札口のほか、喫茶コーナーや土産物売り場、そしてたま駅長室があります。
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二代目たま駅長「ニタマ」
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愛くるしい顔つきだった初代に比べて、精悍で貫禄十分(^.^) ですね。
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お客さんがいても、寝てしまったりと気まぐれ(^^; です。
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初代のたま駅長の人形や制服も飾ってあります。
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たま駅長のブロマイドで飾られた時刻表(^^)
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(続く) (次回は、紀の川市桃山町の桃源郷です)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

2008.09.02

姫新・津山・吉備線に乗ってきました(6)

総社駅に着いてみると、井原線の列車が止まっているのが見えました。跨線橋から近くを望むと倉敷よりの踏み切りで撮影できそうです。あわてて踏み切りに行きましたが、ちょっとのことで閉まってしまい、後追いの撮影になりました。それでも朝顔の花を入れて、いい感じの写真になりました。

次の上り列車は、赤穂線直通の播州赤穂行きです。岡山色の115系ですが、車内はリニューアル工事が施工されて、座席が転換式に取り替えられています。ただ椅子の位置と窓割が一致してなくて、ちょっと写真が写し図づらいのが難点ですね。
次の清音駅で、井原鉄道がこちらも立派な高架線で高梁川を渡っていきます。伯備線の上り線も複線化のときに掘られたトンネルを通過するので、川沿いを走る下り線と線路が離れている区間です。

駅の手前で、水島臨海鉄道のディーゼルカーが泊まっているのをキャッチして、倉敷に到着。ここで2分の待ち合わせて新山口行きと接続しました。広島カラーの電車に「新山口」の行き先表示を見ても、まだ小郡行きの方がしっくり来るのですが(^^)
ここから岡山まではさすがに大幹線だけあって、貨物列車と頻繁にすれ違います。でも、また雨が降ってきて窓が曇って写真が撮れません(^^ゞ

左の写真は、総社駅に停車中の井原鉄道のディーゼル
右は、総社駅で並んで岡山色の115系播州赤穂行きと吉備線のキハ40系。岡山色は電車も気動車もシックな色調で好感が持てます。
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岡山では10分以上停まるので、一旦改札をでてコンビニで食料を仕入れてきました。座席がほぼ埋まるくらいのひとを乗せて発車です。山陽線にもいつのまにか新しい駅が増えています。東岡山で赤穂線に入り、西大寺までに大半の人が降りて、また空いてきます。千種川を渡って、備前市に入ると、この春に新幹線を撮影に連れてきてもらったときに、並行する国道2号線から見た景色が続きます。備前焼きの窯元が煙を上げているところを何箇所か目にしましたが、動く電車からはちょっと写せませんでした。

日生駅付近でこの旅行中2回目の海が見えてきました。もう夕方近くですが駅から道を隔てたすぐの港の様子を写せました。つぎの18切符の旅は海沿いの路線を乗りたいところです。

赤穂のひとつ手前の天和の三菱電機の専用線にはもしかしたら、シキが停まっているかもしれないといわれるので注意していましたが、シキは建屋の中に納まって、引込み線には、トロッコ一台停まっていませんでした。

播州赤穂駅で長浜行きの新快速に乗換えです。総社から京都まで一回の乗換えで移動できるとは便利なものです。相生を過ぎ、網干付近までは起きてましたが、姫路から神戸付近までは疲れて眠ったままで移動です。

神戸からまた通勤電車となり、午後8時に京都駅に戻ってきました。ちょうど12時間ほとんど列車に揺られていたことになります。長いような気もしますが、ひと昔前では、半日・一日と列車に乗り続けるのは当たり前の頃もありましたし、新幹線網から外れたところでは、いまでも数時間の長旅になるところは多いです。

雨模様の一日でしたが、うまい具合にちょうど列車や駅にいるときばかりに雨が降って、散歩タイムは曇りながら傘がいらなくて過ごせたのは上々でした。こればかりは天に感謝しましょう

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左-倉敷市駅に停車中の水島臨海鉄道

右-ホーム越しに日生港を望む
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(終わり) 長々と駄文にお付き合いいただきましてありがとうございました<m(__)m>
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2008.09.01

姫新・津山・吉備線に乗ってきました(5)

津山線は、JR西日本はもちろん全国のJR線でもここだけになった昼間に走る急行列車「つやま」号の走る線区として有名(?)です。
聞くところでは、岡山~鳥取間の連絡列車を智頭急行線経由に変えるときに、急行の全廃が予定されていたのが、地元の要請で一往復だけ残ったといわれます。「鉄道の町」の誇りが「急行も走らない町」を許さなかったのでしょうか?
それにしても、キハ40系の近郊型車両を使い、所要時間も快速とほとんど変わらない急行に、数百円の急行券を支払う値打ちがあるか、一度乗客にのみなさんにアンケートしてみたいですね(笑) 個人的には、プライドよりもリーズナブルを採りたいところです。

さて、乗り込んだ岡山行きは、姫新線の鈍足列車に比べて、快速だけあってそれなりの速度で飛ばしてくれます。通過駅も一線スルーになっているようで、あまり減速せずに通過していきます。ただ台車の関係か、路盤によるのかわかりませんが、かなり縦揺れします。ちかくのお客さんを見ていると飛び跳ねているのが(^_^.)良くわかります。これほど揺れる高速列車に乗ったのはひさしぶりです。食事して直ぐ乗り込むと乗物酔いしそうです。
でも、旭川にそってどんどん下っていく車窓は変化に富んでいて、スピード感と相まって退屈しません。やっぱり列車はそれなりに早く走らないと面白くないですね。

亀甲(かめのこう)駅という変わった名前の駅では、駅舎が幼稚園みたいに亀さんの形になっていると案内に出ていますが、あいにく車内からでは写真は撮れませんでした。
弓削駅には、河童のカッピー君のモニュメントが列車を見送ってくれます。
福渡駅は、津山線の内の拠点駅ですが、平成の大合併でもう岡山市内になります。駅の案内看板には、「八幡温泉まで徒歩15分」「いこか岡山、もどろか津山、ここが思案の福渡」と、立ち寄り温泉の逆さくらげが誘うのですが、今回は先を急ぐのでパスです(^^)/~~~

やがて、岡山まであと一駅の法界院駅までくると回りは住宅地ばかりになります。岡山~法界院間は一駅だけの折り返し列車が設定されているので気になっていたのですが、岡山市内の通勤通学輸送の需要がかなりありそうで納得しました。

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新幹線と山陽線が寄り添ってきて岡山駅着です。さすがに大都市だけあって、いろいろな列車が発着しています。サンライナー色の117系や先代マリンライナーの213系、山陽色の115系などの懐かし系から、JR四国から乗り入れ来るステンレスカー、伯備線のやくもなどが目に付きます。
アンパンマントロッコ号も一瞬ですが、キャッチすることが出来ました。

ローカル線は、十分堪能したので、「普段見られない中・四国のJR線や岡山電軌を撮るのもよいなぁ」とも、思ったんですが、5分の乗換えで吉備線の総社行きに乗り継ぎました。この線は岡山~備前一宮間は乗ったことがあるのですが、一宮から総社間が未乗なので乗ってみることにしました。

乗客は、大半が下校中の高校生です。沿線は、大安寺の先くらいまでは岡山の市街地、そこから先は、田んぼと住宅の入り混じった近郊住宅地です。備前一宮から先は初乗り区間ですが、並行するサイクリングロードを総社まで吉備の史跡めぐりをしたながら走ったことがあるので、まったく初めての土地ではありません。古墳や高松城の水攻めの古戦場などが点在するのどかな風景が続きますが、近くを高速道路の高架橋が横切って、視界をさえぎるのは です。

東総社で総社市の市街地になり、北から回り込むように伯備線に接続して総社駅に着きました。これで今日のローカル線の旅は、終着駅に着いた事になります。京都から直行しても、運賃だけで4,310円、回り道したので、6,000円前後は、乗ったのではないでしょうか(^^♪


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左上-岡山駅に到着した、「アンパンマントロッコ列車」
右上-吉備津駅の名所案内。岡山支社管内の案内板はこのような絵入りのところが多いです。「摂政宮」は昭和天皇の行幸の記念でしょう。明治天皇の行幸記念の碑も近くに立ってました。
左下-備前一宮駅から見た甘南備山。備前国一宮の吉備津彦神社と備中国一宮の吉備津神社が鎮座する。
右下-東総社駅で行違った岡山行きのキハ40

(続く)
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2008.08.30

姫新・津山・吉備線に乗ってきました(4)

今回の旅行は急に決めたので、あまり経由地の下調べも出来ず、津山にはやってきましたが地理があまりわかりません(^^♪

駅前の観光地図を見ると竜野と同じで駅は町外れの川向こうにあり、市街地は橋を渡っていかなければならないようです。さくら祭りで有名な城跡や城下町の古い町並みも誘ってくれるのですが、時間が余りないのと、雨が降ってきそうなので、食事をしただけで駅に戻ってきました。駅前のバスターミナルには、JRの普通運賃より安い値段で、京阪神や広島・岡山方面へ高速バスが発着し、ここでも姫新線はお呼びで無いようです。

左の写真は、幕末の蘭学者「箕作阮甫(みつくりげんぽ)」の銅像。
幕末の津山藩は多くの洋学者を輩出しています。城下町には「津山洋学資料館」もあります。
右の写真は、津山駅前の商店街で見かけたシャッター画廊(?)津山の城づくりです。
左から「明治の城と大橋」「森 忠政 美作の国に入府」「にらみ合いの松」「津山城築城」「城普請」「大石はこび」の説明が付いています。
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すこし早めにホームに入って、駅構内を見て回ることにしました。2面4ホームに側線がすこしの配線ですが、かつては、美作地方の陰陽連絡輸送の要として栄えた頃の名残が残っています。
ホームは10両から12両くらいは停車できたような長さで作られています。急行「みささ」「みまさか」「砂丘」「ひるぜん」といった列車が発着し、列車の解結作業なども頻繁に行なわれていたのでしょう。
また、旅客ホームの間や外側にはかつては貨物用の中線や側線が引かれていた跡があり、ホームの東側にはおそらく貨物ホームや小ヤードがあったであろう敷地が空き地になって広がっています。貨物輸送が盛んだった頃はこの駅からどんな荷物が送り出され、到着していたのでしょう。

今は、長いホームも最長4両の列車ではもてあまし気味で、ホームに中ほどに出発信号機が立ち、実質ホームは半分しか使われていません。また跨線橋も閉鎖され、階段は板で締め切られていました。

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かつての栄光の日々を今に伝えるのが、鉄道部の敷地に残る旧津山機関区の扇形庫と鉄道資料館です。あいにくと公開日ではなかったので、ホームから遠望するだけでしたが、週末の午前中に予約制で公開されています。ポスターによれば、ただ一両の試作DLのDE50や国鉄色のキハ58などが車庫に保存されているそうです。ただ現地に10時集合なので、現地に泊まるか6時台の新幹線で西下しないと間に合わないのがつらいところです(^^ゞ (詳しくは、JR西のお知らせを参照)

さて、発車時間が近づいて入替で車庫から出てきた編成をみると、またまたキハ40+47の2両ワンマンです。しかも一両はオールロングシート車(^^ゞ 、当然セミクロスの車が止まる位置に並びます。このタイミングで雨がまた降りだしてきました。食事や車庫見物で外にいたときに降らなかったのはありがたかったです。腕木信号機に見送られて、津山駅を後に快速「ことぶき」号は岡山を目指します。
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(続く)
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2008.08.29

姫新・津山・吉備線に乗ってきました(3)

竜野まで乗ってきた列車がガラガラだったので、この先も空いているだろうと思ったのは大間違いで、津山方面連絡の播磨新宮行きはかなり混んでいました。それでもなんとか乗り込んでふた駅、十数分で播磨新宮へ到着です。
この間は、揖保川にそって走っているのですが、カメラが急に電池トラブルに見舞われて、それを直している間についてしまいました(^^♪

ここで、また佐用行きに乗換えです。佐用行きはなんとキハ40の単行です。はでなイラスト列車なのですが、まごまごしていると席がなくなりそうなので、写真も撮らずに乗りこみました。当然かなりの立ち客もでました。
発車して車内を見渡してみると、地元の高校生やおじいちゃん、おばあちゃん、つまりは本来の利用者が半分、残りは18切符で移動しているらしきひとが半分といったところです。
18切符のシーズン以外で、高校も休みの日は、いったい何人くらいが利用するのか心配になります(^^)

地元のひとは途中駅でだんだんと降りて、立ち客がボックス席にやってくると、ワンボックスすべてが、18キッパーというところも目立ちます。私の席も向かいが「18切符車窓ガイド西日本編」といったガイドブックを手にしたおじさんと乗車記録をせっせと時刻表に書き込んでいる学生さん風でした。通路の反対側の、おじいちゃん、おばあちゃんのところに行くという母子づれや、ひとつ前のボックスのおばさん3人組も18切符利用者とお見受けしました。
京阪神地区では赤の18切符常備券を売っている駅がまだ多いので、赤切符持参の18キッパーも見かけました。
(写真左は、キハ40の車内に張り出された姫新線の利用を呼びかけるステッカー。手作りぽくって、可愛らしいです。右は、佐用駅舎。中は待合室になっていて町のキャッチコピーが置いておりました。切符売り場や改札は地下通路内にあります。コンクリ打ちっぱなしに三角の明かり取りが付いたモダンな駅舎に、丸ポストが不釣合いです。)

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代わり映えしない車窓に飽きた頃に佐用駅に着きました。隣の席のこどもは車内が空いてくると緊張が解けて退屈してきたのか、寝転がったり車内をうろうろしたりしてました。大人でも、好きでローカル線に乗っているわけではなくて、安いから18切符を使う人にはやや苦痛な体験でしょうね(^^ゞ

佐用は「さよ」と読むのですが、ここへ来て駅名表を見るまで「さよう」と発言するんだとばかり思ってました。智頭急行の乗り換え駅ですが、あいにくと接続列車は見られません。またこの駅では、姫新線が東へ行くのが姫路行き、智頭線は西に向かうのが姫路行きと方向感覚がわからなくなります(^^♪それでも乗換えにちょっと間があるので、改札を出て駅舎だけは写して来ました。乗ってきたディーゼルカーも兵庫国体のマスコットの描かれた「はばタン号」とわかり、みんなかわいいイラストにカメラを向けていました。

しばらく待つと折り返しのキハ120型単行の津山行きがやって来ました。キハ40では出遅れたので、こんどは早めに乗車位置にならんでボックス席の進行方向の窓側
の良い席を確保しました。またまた相席は、18切符のご夫婦、通路反対はおばはん3人組です(笑)
佐用駅を発車すると、智頭線が立派な立体交差で姫新線を乗り越えて上郡方面に去っていきました。

(写真は、はばたん号です。妻面のプレートには「日本国有鉄道」がいまも輝いていますが、国鉄であった時代よりJR時代のほうがはるかに長くなってしまいました。)

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兵庫県下最後の駅の上月駅をでるといよいよ山が迫ってきて峠が近い事を感じさせます。ひなびた山里の感じがしますが、京阪神とは智頭急行と中国道で結ばれており比較的交通の便は良いようです。ただし、姫新線は完全に「蚊帳の外」ですが(^^♪

国境の万能トンネルをぬけると駅名にも「美作○○」と付いて、岡山県にやってきたことを実感します。兵庫県側とはかわって、比較的開けた高原風の風景が続きます。それでも、すこし色付いた田んぼのなかに住宅と町工場が点在する同じような景色が延々と続き、また退屈しだしたころに、東津山で因美線と接続し、やがて津山駅に到着しました。
すぐの接続で、岡山行きもあるのですが、昼休みでもあり、一本遅らして降りてみることにしました。

(左は林野駅舎、ホームに面した方を車内から写しているのですが、ひろい内庭が広がっています。かつては貨物ホームか待避線があったなごりでしょうか。右は津山駅に到着したキハ120。隣のホームの列車は接続の岡山行き。津山区の気動車はオレンジと赤のラインが入ってカラフルです。)

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(続く)
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2008.08.28

姫新・津山・吉備線に乗ってきました(2)

りばてぃさん、Eさん、門ハイさん、コメントありがとうございます。最初は、名古屋へパノラマカーを見に行くつもりで予定を立ててたんですが、天候がいまいちの予報なので、傘を差さずに済む乗りつぶしに変更しまして反対方向の西へ向かいました。

スタートは、山科駅にしました。ここから乗るとおそらく京都駅で座れる見込みがあるからです。思惑通り一駅で座席を確保し、大阪では窓側に移り、ゆっくりと車窓を眺めながら姫路まで下りました。

明石くらいまでは、比較的よく乗っているところですが、じっくりと眺めているといろいろと発見はあります。それとこの時間帯の新快速に乗るのは久しぶりなのですが、福知山線の事故以来、ダイヤにゆとりを持たせたのか、駅での停車時間を多めにとっているように感じました。もちろん駅間は100Km/h以上の高速で駆け抜けます。

ふだんチンタラチンタラと走る「おけいはん」とは別世界の通勤事情です。1分1秒を争う(笑)朝の通勤時間には、はやく会社に着けるJRを選ぶサラリーマンが多いのはうなづけます。

(左写真は、山科駅同時発の新快速と快速の姫路行きの案内表示、JRならではの大胆な運用です。右は、魚住駅前に停車中のたこバス)
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姫路駅は在来線高架化工事の真っ最中で、山陽線は既に完成していますが、支線区の乗り場と北口の駅ビル今までの位置にあるので、出口や支線の乗換口には少し歩かされます。姫新線の乗り場には、京阪特急の新塗装にも似た姫路カラーの気動車が発車を待っていました。津山方面まで連絡する列車までは間があるので、とりあえず途中の竜野まで行ってみることにします。

姫路駅を出ると直ぐに、農地と住宅が入り混じった郊外のような風景になります。次の播磨高岡駅とその次の余部駅で対向列車と待ち合わせのため、数分づづ停車しました。
この区間は、キハ40系の気動車が使われているのですが、全車冷房化・ワンマン化されています。ワンマン化のための運賃箱が運転台直後にデンと置かれて、さらに回りがアングルの枠で囲われています。かなり頑丈な造りになっていて、この枠に腰掛けて最後尾から走り去る風景を見ていると、一昔前の客車のデッキから線路を眺めたローカル線の旅を思い出しました。本当は先頭車に腰掛けたかったんですが、さすがに邪魔だと怒られそうで(笑)遠慮しときました。
(左写真は、姫路駅の姫新線乗り場、1番線は仮設ホームになってます。右は、播但線用のワインレッドの103系3500番台)
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余部駅を出たところで、姫路鉄道部の車庫が見えました。JR西の発表では、姫新線用に新型気動車キハ122、127系が登場するようですが、現地にはそれらしい情報はなにも見つけられませんでした。施設の改善(おそらくは通過駅の一線スルー化)なども予定されているようです。いままで関西近郊の輸送改善といえば、電化・電車化ばっかりだったJR西ですが、いよいよ気動車による改善に力を入れることになったのは特筆できる施策だと思います。

やがて、終着の竜野駅に着きました。次の列車まで小一時間はあるので、すこし駅前を散歩する事にしました。時間の都合で揖保川の向こうの旧城下町地区には行けませんが、揖保川の岸辺までは往復してきました。
この町は「赤とんぼ」の歌の生まれた童謡の町です。赤とんぼは、駅前の銅像のほか、駅のベンチや公共施設などにも描かれています。川岸の草原にはたくさん群れ飛んでいましたが、ちっちゃくてなかなかカメラには捕らえられませんでした。
また、お醤油と素麺の町でもあります。ヒガシマルをはじめとした醤油工場や揖保素麺の組合があったのも面白いです。個人的には、素麺はあまり好きくなくて(^^)v 小麦粉から作るメン類はうどんやラーメンのほうが好みです。
(写真左は古い郵便局の建物を改装した公民館、駅前通りにありました。アイスクリームが名物のようですが、小雨の振る日ではちょっと買う気になりませんでした。右は揖保川と対岸の旧城下町を望む。)
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駅に戻って、構内の跨線橋を見てみると鉄道院鷹取工場1912(明治45)の刻印を見つけました。ただし姫新線の竜野駅が開業したのは昭和に入ってからなので、どこかから移築したものなのでしょう。
(続く)
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2008.08.27

姫新・津山・吉備線に乗ってきました(1)

18切符の消化のため、一日休みをもらって、兵庫県から岡山県のローカル線を乗り歩いてきました。

コースは、京都→姫路→竜野→播磨新宮→作用→津山→津山線→岡山→吉備線→総社→伯備・山陽・赤穂→播州赤穂→京都です。

今回は、ひさしぶりに乗り鉄に徹して(と、いうより現地が雨模様であまりうろうろ出来ず) 乗ってばっかりいました。

それでもデジカメの恩恵でスナップはだいぶん写してきましたので、整理片々アップしていきますので、よろしくお願いします。
(続きはこちら)
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津山鉄道部の全景です。中央奥に旧津山機関区の扇形庫が見えます。右手奥には、鉄道資料館の腕木信号機が見えます。残念ながら公開日でなかったので見れませんでした。
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伯備線乗り入れ区間を行く、井原鉄道のディーゼルカー。今日の唯一の走行写真撮影です。 (総社-清音間)
(続きはこちら)
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2007.11.25

名古屋臨海と衣浦臨海の動画をアップしました。

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名古屋臨海鉄道と衣浦臨海鉄道の走行写真の動画をアップしました。コンパクトデジカメのビデオ機能で写していますので、画像が粗いのはご勘弁くださいませ <m(__)m>.

http://zoome.jp/pinboke/
ピンぼけ動画館名古屋編

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名古屋方面へ行ってきました。

連休を利用して、一泊で名古屋方面を回ってきました。
鉄ネタだけでも、JR東海、名鉄はもちろん、豊橋鉄道の渥美線、市内線、あおなみ線、名古屋臨海鉄道、衣浦臨海鉄道を見てきました。

例によってもさわりだりアップします。
残りは、本館とプログ館で順次アップしますのでよろしく <m(__)m>
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旧型国電を追い出した憎っくき(笑)119系も、いまでは飯田線の主になっています。
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おじさんには、名鉄=パノラマカーなんですよね(^^ゞ

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豊鉄渥美線は、旧東急車ばかりになっています。長野電鉄、水間鉄道、熊本電鉄、etc.... と、東急のステンレスカーの売れ行きは好調ですね。昔は西武の中古車が良く売れてましたが。
Nagoya06
今は無き、名鉄岐阜市内線の遺伝子を今に伝える、3203号車。派手な広告電車になってますが、一昔前のちんちん電車のイメージそのものですね。
Nagoya02
名古屋臨海鉄道の東港ヤード、いろいろとトワイライトゾーンが見学できました。
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最後は、日没直前の衣浦臨海鉄道の東成岩駅で締めてきました。このあと普通列車乗り継ぎで京都まで戻ってきました。
Nagoya07
「非鉄」では、渡辺崋山のふるさと田原市と蔵と運河のまち半田市を見てきました。
駆け足で回ったのと日が短くて写真が撮りにくいので苦労しました(^^ゞ
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2007.11.18

三木鉄道の動画を公開しました

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三木鉄道の走行写真の動画をアップしました。コンパクトデジカメのビデオ機能で写していますので、画像が粗いのはご勘弁くださいませ <m(__)m>.

http://zoome.jp/pinboke/ ピンぼけ動画館三木鉄道編

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