2017.03.23

【京都バス】幻の(^^) 大原鞍馬線に乗る

年に一回、春分の日にだけ運行される、「幻のバス
京都バス95系統に乗ってきました。
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路線バスは、毎日運行するのが原則ですが、事情により週一回とか、月一回とか、年に一回だけ運行する路線もあります。これらを「免許維持路線」とか呼ぶことがあります。廃止するとまた復活するときに手続きが面倒なので、限りなく休止に近い状態で、路線の温存を図るわけですね(^^)

(写真は、修学院駅前に到着する出庫系統)
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京都バスでは、95系統大原鞍馬線とその送り込みの野村経由の大原行きが、これに該当します。

初詣とか節分とかお祭りとか、イベントの時だけ運行される臨時バスは多いですが、祝日とはいえ、なにもない時に運行されるケースは珍しいのでは

(写真は、4台のバスが連なって大原街道を走るところのうち前3台、八瀬大橋付近)
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でもこの幻のバスは、バスファンの間ではそれなりに有名で、新聞や雑誌・テレビで取り上げられたこともあります。

今年も50人以上の乗客があり、続行の臨時便を増発する盛況(^^)です。

19系統、出庫便、続行便(管理人が乗車)、17系統と4台の京都バスが連なって、大原街道を走るシーンは、圧巻でした

(写真は、追いかける1台)
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いよいよ年一回だけバスが走る区間に入ります。
車内のテンションは上がります
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先行車は、貸切兼用タイプです
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年に一度しかバスが来ない停留所(^.^)
ここで記念? に乗り降りするひともあり。沿線で撮影するファンもチラホラ
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無事に大原に到着した後続車。
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先行車は、ここから95系統鞍馬行きになります。

出庫便でやってきた50人とここから鞍馬行きに乗り込むバスファンをあわせて100人近くが2台のバスに分乗します。
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ここからの続行便は、大型バスが使われそれなりに載せられます(^^;
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この区間は、2011年秋から免許維持路線になってましたが、この春から55系統.大原貴船口線として一日3往復が復活し、めでたく普通路線に昇格いたしました。

ただこの95系統は、送り込み区間に維持路線が残るので、この先もバスファンを乗せて、年一回片道のみの運行を続けるのでしょうね。

秋分の日に帰りの片道を運行すれば、これにもバスファンが集まってくれるかも
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(次回は、金沢観光に戻ります)
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2016.05.15

【叡電】初夏の花シリーズ2016 (第3回:鞍馬山のシャガと舞妓バス)

子供の日に撮影した、鞍馬線の青葉もみじと藤の花、シャガの花をお届けしています。第3便は、シャガです。
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北山にハイキングシーズン到来を告げる、シャガの白い花です。

最近は、栽培品種が春先から咲きだしたりしてますが、やはり野山のちょっと日陰に清楚に咲いている風情が好きです(^^)
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この貴船口の鉄橋下は、群生地になりましたね。前はそんなにも咲いてなかったですが、苗を植えたんでしょうか?
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鉄橋にツタがからんでいるのも、初めてみつけた気がします。

自然は、刻々と移り変わっていくので、毎年撮りにきてもあたらし発見がありますよね
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このスナップは、スマホで撮りました。意外と良く撮れて驚きです(^^;
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この日は、京都バスの貴船線も4台体制のピストン運転でした。左の2台は、通常の運用ですが、右の舞妓さんバスと貸切兼用車は、応援のようです。
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藤の花をバックに、時間待ちする舞妓さんバスと、
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新緑に埋まり込んで、車体が薄緑になった(^.^) 舞妓さんバス。
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  (次回は、再びGWの奈良です)
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2014.11.02

【京阪・京都バス】大原連絡の洛楽と特急バス

せっかくの3連休ですが、全国的にあまり良い天気ではなく、 ちょっと残念です。

さて、京阪の秋の特別ダイヤも、11月に入り、淀屋橋発9:30の快速特急洛楽と9:24発の快速急行が「大原連絡」として、運転されるようになりました。
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雨なので、ぬれずにすむ祇園四条駅でお手軽撮影。

やはり天候のせいか、乗車率は芳しくなかったです。
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大原女のイラストのヘッドマーク付き。
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続いて、快速急行の大原連絡。

こちらのほうが、京都の繁華街へ買い物に来た人でかなり混雑してました。でも四条と三条で大半が降りて、出町柳まで行く人は少なかった模様。
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よくみると、大原女の表情は違えてあるんですね(^^)
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出町柳駅で乗り換え案内にしたがって、バス乗り場へ行くと......
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京都バスの連絡特急バスに接続しています。マグネットのちいさなヘッドマークを付けてます。

こちらも、乗客は数人程度で寂しいかぎり。電車からはそれなりの乗客がバス停に来ましたが、ほとんどのひとが先発の定期バスで大原へ向っていきました。

紅葉の色つきとともに、乗客は増えると思いますが、この先の週末の好天を切に願います。
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(続く) (次回は、ちびっこアーティスト号です)
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2014.05.12

【京都バス】新緑に埋もれる舞妓さんバス

前回の叡電撮影の合間に、たまたま貴船線に使われていたバスが舞妓さんのイラストバスだったので、写して見ました。
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国際会館駅前で発車待ちする舞妓さんのイラストバス。ここから所要時間20分ほどで貴船・鞍馬に向います。
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貴船口の舵取橋で時間待ちする舞妓さんバス。貴船神社に向う観光客に人気みたいです。
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新緑に囲まれる舞妓さんバス。貴船口駅⇔貴船神社を10分ほどで結びます。

行きはバスに乗って、帰りは下り坂なのでハイキング気分で30~40分ほど歩くのも良いのでは
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もともと嵐山地区の周遊バスに使われていたので、渡月橋や嵯峨野のイラストが描かれてます。今は洛北地区での運用がほとんどのようです。
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(次回は、下鴨神社と上賀茂神社周辺を歩きます)
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2012.05.31

【京都バス】最近のダイヤ改正の話題から

京都バスでは、5月1日に高野営業所管内の路線のダイヤ改正が行なわれました。

もう一ケ月経ってしまいましたが、新設された52系統貴船口線、55系統に代わって設定された56系統松ヶ崎循環線の記録を貼っておきます。
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56系統の内回り便です。5月3日に撮影の修学院道(修学院駅前)を発車する第2便です。(1便は車が被って撮り損ねました)
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循環系統のためか、「松ヶ崎駅方面」と表示された行き先LEDと、舞妓さんバスの後追い。
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外回り循環の便は、平日のみ運転されます。こちらも「出町柳方面」と表示しています。何便かは出町柳止めもあるので、これは「方面」を表示しないのでしょうか?
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こちらは狭い鞍馬街道を貴船口に向かう52系統です。今までの国際会館~市原の40・50系統の延長系統になります。

延長された区間は、大型車のすれ違い困難な狭隘区間もあるような閑散地帯のうえ叡電鞍馬線と完全に競合します。

しかも観光地の鞍馬や貴船ではなく「貴船口」止まりなのがよく理解できません?
将来の鞍馬街道の道路拡張を見越しての(完成はまだ数年先のはず?)先行開業なのでしょうか?
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こちらは、いささか旧聞ですが、今年の3月の改正から95系統大原・鞍馬線の運行日が、写真のようになりました

観光地などで年一回(初詣とかお祭りとか)だけ運行する幻のバスの話は良く聞きますが、身近なところに現れるとは思いませんでした。

ここまでして路線を維持する理由もよくわかりません???

なにか腑に落ちないことばかりの、「春のダイヤ改正」の話題でした。
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(次回は、山科大カーブです)
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2012.04.01

【京都バス】37系統雲ヶ畑線が廃止

早春は、お別れの季節。

鉄道趣味の世界でも、100系、300系新幹線、特急日本海、急行きたぐに、長野電鉄屋代線、十和田観光鉄道線、小田急5000系、10000系(HiSE)、20000系(RSE)、飯田線119系、福知山線113系、岳南鉄道の貨物列車、ワム80000の紙輸送列車、etc.....
が3月末までに、走り去ってしまいました。

身近なところでは、3月31日の運行をもって、京都バスの37系統雲ヶ畑線もさよなら(T_T)/~~~ になりました。
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昭和一桁代いらい80年の歴史のある路線です。昭和40年代の最盛期には、一日8往復ほど運行され、一部は岩屋橋からさらに奥の岩屋山まで運転されてました。

近年は沿線の過疎化が進み、一日3往復で乗客が数人という日が続き、とうとう廃止されることになりました。
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出町柳駅 17:00 発の最終バスは、ささやかなお別れの幕が付いておりました。バスファンも数人がお見送りに来てました。
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バスの到着と相前後して、京都バスの作業車もやってきて、さっそく掲示板や時刻表の書き換え作業の準備を始めてました。

今朝の始発便から、「雲ヶ畑線」の文字は、ターミナルから消えたことでしょう。
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廃止のお知らせです。

代行バスは、9人乗りのジャンボタクシーが2往復運行されると聞いてますが、団体での利用などはどうなるのでしょうね。
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17:00ちょうど、やはり数人の乗客を乗せて最後のバスが発車していきました。さよなら、京都バス雲ヶ畑線

管理人は、高校生のころ雲ヶ畑から二ノ瀬までハイキングするために、一度だけ、洛北高校前から出合橋まで乗っただけですが、お世話になりました。
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2011.10.12

【京都バス】の記念切符と【阪堺】の絵はがき

最近手に入った、京都バスの記念切符と阪堺電車の絵はがきを紹介します。
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まずは、京都バスのほうですが、深まり行く、秋の嵯峨野の散策にぴったりですね・・・・・・

と、コメントをいれても違和感のないようなデザインですが、よくみると運賃がえらく安いですねぇ? 

それもそのはず、昭和51(1976年)秋、いまから35年も前に発売されたものです。当時の市バス・京都バスの市内均一区間は90円、京都バスの初乗りは80円です。同じ時期に、京都市域市電・バス共通回数券の発売が開始されています。

今は、均一区間が220円、初乗りが160円、京都駅から大覚寺が240円と、ほぼ2倍になってます。これは意外に値上がり率が低いのでは(笑)
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続いて、阪堺電車の絵はがきです。

会社に届いたものを譲ってもらいました。天王寺駅前の電停に停車する700形の絵みたいですね。この回りのビル群は、再開発で日に日に変わってますが、この停留場も近いうちに、すこし位置がずれるそうです。今のうちに、記録しておかねば

作者の宮後 浩さんは、デザイナーで大阪や奈良を始め全国各地の風景をイラストにされているそうです。
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2011.08.31

【市バス・京都バス・叡電】ちいさい秋、見ぃつけた。

「花と叡電」の撮影が、天候不順で、欲求不満ながらの撤収の途中、こんな絵が撮れました。
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歩道の植え込みの斑入りのススキに、早くも穂が出ています。
「小さい秋、見ぃつけたぁ。」

よく見ると、田んぼも少し黄金色になり、庭先には萩が咲き出し、赤トンボも舞ってます。いよいよ明日から9月(長月、September)です。
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つづいてこんなバスもやってきました。土日祝に一往復だけ走る、東山通経由大原線です。幻のまで見れてラッキー。

やっと、テンションが上がりました
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この超閑散・路線維持ダイヤをみよ(笑)
で、家に帰って、京都バス関連のブログを見てると、
京都バス、雲ケ畑路線、来春廃止へ」という記事が見つかりました。

またまた、テンション

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この夏、最後の作品は、夏ダイヤで夜も運転中の赤きらら、また明日から日中のみの運転に戻ります。

それで、9月からのダイヤを調べに叡電のHPへ行くと、今度は楽しいお知らせが
明日の朝は、さっそく車庫へ見に行きましょう。


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2008.09.25

【京都バス】産大・市原線 9/25 ダイヤ改正

京都バスの産大・市原線で9月25日からダイヤ改正がされました。

主な内容は、
40系統-国際会館駅-京都産大線の増発
50系統-国際会館駅-市原線の増発
35系統-出町柳-北大路駅-市原線の増発
です。

特に、平日の40系統は、大増発され朝の授業開始前の時間帯は一時間に8~10本も運行されます。また50系統も昼間の産大経由をやめ、5分程度の短縮になっています。
また、35系は40分毎から30分毎に増便されています。

いづれの便も、もよりの地下鉄駅への連絡を重視しており、競合する叡電鞍馬線や市バスとの競争激化が予想されます。叡電二軒茶屋駅や市バス上賀茂バス停へのスクールバスや市バス西賀茂営業所の系統も京都バスが委託を受けて運行していますが、時間を取りそうな通勤客と、値段を取るような通学客の選択の両方の需要をかき集めようとする京都バスの積極姿勢が実ることを期待したいです。

詳しくは、京都バスの公式HP
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国際会館駅を発車する40系統と停留所のお知らせ
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2008.08.16

【京都バス】岩倉東線

今日は、岩倉へ行く用事があったので、久しぶりに京都バスの岩倉線に乗ってみました。

この付近のバス路線のここ10年ほどの改廃は、地下鉄の延長、都市計画道路の開通、沿線の高校・大学のスクールバスの請負もあって非常に複雑です。

今も、深夜に自由乗降バスが走ったり、土日ダイヤに一日一往復という、免許維持路線もあり、乗り潰し(?)派には、なかなか手ごわい(笑)区域です。

さて、表題の29系統岩倉東線-国際会館駅~下在地町~長谷八幡宮~岩倉村松館(通称「長谷回り」)の系統は、京都のバスを扱ったサイトでは、なかなかすごいところを走るバス路線として有名です
開設されてすでに8年になりますが、正確な経路はたどったことがありません。というのはあまりに生活圏に近すぎて、徒歩か自転車で移動する圏内なので、なかなか乗る機会が無かったんです。

さて、分岐停留所の「上長谷」から乗車、いきなり左折して、急坂を住宅街に突入、さらにバスの幅いっぱいの細道を直角カーブあり、田んぼの中の旧道あり、右折・左折を繰り返して数停留所を通過、そして私の乗車時点で3名、私の乗ったところから3名、途中で2名の計8名で、乗り換えの叡電「岩倉駅前」停留所に到着、ここで私を含めて4名ほど下車、2・3名の乗車があって、終点の国際会館駅へ向かっていきました。

この間、わずか10分程、運賃160円也で、十分堪能できました。ただ路線のトレースは、交差点になにも運行標識が設置されて無いようなので、2、3回乗らないとちょっと覚えられないかも(^^♪

超ローカルな話題で失礼しました。
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季節ちがいですが、京阪出町柳駅前に到着する43系統岩倉村松行きの京都バス
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